病院で・・・・

「ひやり・はっとミス」を見ました。
これは、一歩間違えると大きな医療事故に
つながるものなんですけどね・・・・。


患者さんに向かって事務の人が
「さっき、Wさんをおよびしたとき、
Wさんがいなくて、Sさんが入ってきて、
Sさんに、Wさんですか?って
お伺いしたら、はい、って
お返事されたんですよ・・・」
ってSさんに説明してる。
どうやら、病状があまりに違うから
これはWさんじゃないって事に
医者が気が付いて、Sさんに
再度待合室で待つように指示をしたようです。
で、Sさんは、どうして自分が待合室に
再度戻されたのかの説明を
事務の人から受けてるようでした。
Sさんは、耳が遠いらしく、
何度も聞き返していて、ようやく
自分が間違って診察室に
入ってしまったことが
分かったみたいでした。



でもね、この会話聞いてて思ったんです。
老人(Sさんは見るからに老人でした)というのは、
聴力が落ちてる人も多くて、
何を聞かれても「はい」って返事をしてしまう事が
多々あります。
聞き返すのが恥ずかしいとか
そういう思いが強い人も多いのです。


だから、そういう老人の特性を
考慮して、「○○さんですか?」という確認
ではなく、「お名前を教えていただけますか?」
とすればよいと思うんですよねぇ・・・。
今回は、症状が違うからすぐに別人だと気が付きましたが、
もし、似た症状だったら、気が付かず大変な事に
なってましたよね・・・・。


もしこれで、本当に医療事故がおきてたら、
「患者さんが『はい』って言ったから」
なんて言い訳は、絶対に通用しないですよ・・・。
あー、怖い・・・。明日はわが身だね。
本日の教訓


人の振り見てわが振りなおせ