浸透圧性下痢

下痢にも色々ありますが、
この下痢はよく見かけるものだと思います。


水分は小腸でNa+の吸収によって生じた浸透圧差
を利用して受動的に吸収されています。


よって、もし、腸管で吸収されにくい物質を
摂取すると、腸管内にいつまでもその物質が
留まる事になり、腸管内の浸透圧が高くなります。


そうなると、吸収されていた水分が腸管内に
分泌される(っていうか、浸透してくる??)事になります。


その結果、腸管内に水分に富んだ内容物が増え、消化管
運動が促進され、そのまま大腸、直腸と進み下痢として
体外に出ていくんですね。


どうやら、これが浸透圧性下痢と呼ばれるものらしいです。