旭山動物園その2

旭山動物園のセンスの素晴らしさは
右の写真を見ていただければ
一番わかります・・・。





「喪中」



しかも、ちゃんと黒枠です。
他にもエミューとかも喪中でした。


ペンギン館とアザラシ館あたりまでは
ちゃんと動物を見ていた気がするんですが、
ほっきょく館あたりから、



動物よりもパネルが面白い



ってことに気がついてしまい、
あまり動物の記憶がありません・・・・。


でも、そういう人は、私だけじゃ
無いはずです・・・・。


ええ、きっとそうです。



パネルの中には、



わざわざパネルにしなくてもいいのではないか?



と思われるものも
多くあります。
それも、旭山動物円の魅力です。
例えば、怪我をしたカラスのパネル。


何故かばの近くに展示しているか?


ってことをパネルで語ってました。
まぁ、怪我をして飛べないから退屈で、
かばと一緒に展示すれば、
お客さんも見てくれるから、
退屈しのぎになるだろうって
ことなんです。


これだけの理由で、
多分、来園者は十分納得すると
思うんですが・・・・、なぜか
正直者の旭山動物園は、



実は、作業の都合上、
ここにおいておくと楽なので・・・


という業務上の都合まで丁寧に
白状してくれてます。


他にも、象の足は体重を分散して
安定して立てるような造りになっている
ってことを説明するのに



「象が踏んでも壊れない筆箱」


を出す必要があるのかと・・・・orz
もう超マニア受けっていうか、
旭山動物園は、玄人さんしか
相手にしていません、絶対・・・・。



あとね、旭山動物園の職員の
生の解説は、見逃せません。


絶対に、台本に


「適当に説明、
 あとは臨機応変に・・・」


って書いてあるだけです。
チンパンジーの説明を聞いていたんですが、


チンパンジーはロープから落ちないんですか?
 って良く聞かれるんですけど、



 力尽きてしまうことはありません」



って説明はどうかと・・・?
多分、動物園のチンパンジーですから
力尽きるってことは、そもそも考えにくい
と思うんです。


で、「ロープから落ちないんですか?」
って聞いた人の真意は、



「力尽きるかどうか?」



ってことじゃないような気が
するのは、私だけですか???


いやー、旭山動物園
こんなに面白いんですから
リピーターも多いはずです。
ぜひ、皆さんも行ってください、
旭山動物園へ・・・・・