精神科実習

精神科実習は、他の実習とルールが違います。
他の領域別実習では、自分の受け持ち患者以外のカルテを
読んではいけないのですが、精神科の場合、
誰のカルテを読んでもOKなんです。


それは、精神科の場合、ほとんど自由に動ける患者なので、
談話室で一緒に会話したり、作業を一緒にしたり、
色々な患者とも関わる機会が多いからです。


関わる人の病気を全く知らないってのも困るので
カルテを読むのはフリーなわけです。


精神科のカルテは、かなり詳細に状況がかかれます。
詳細に書かないと、患者の精神状態が伝わらないから
どうしてもそうなってしまうんですけどね・・・・。




で、ある日、カルテを見てたらね、
不幸が続いたために精神的疾患が発症した患者さんの
カルテだったんですけど、
<不幸の内容>として「家族」「恋人」って感じで
5つぐらいカテゴリーに分けて書かれていたんですよ。



で、なぜか<その他の不幸>としてカテゴリーに振り掛けられない
不幸があったんです・・・・。一体どんな不幸なんだろうって
思って読んでいたら、










散歩中、飼い犬に逃げられた・・・・








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まぁ、確かに「その他の不幸」としか言いようがないですけどね・・・。