先生さようなら

解剖学の先生が変更になります。
今まで何年もうちの学校で教えてくれたのに・・・。
なんで、わざわざ、今年からなんですか?
しかもこの中途半端な時期なんですか?
今年度までがんばってくれれば、
過去問が役に立つのに・・・orz


新しい先生は、今の先生より、若干老人。
先日の解剖実習を手伝ってくれた先生です。
テストを優しく・・・とまではいいませんが、
お手柔らかにって感じです・・・。


今日、今の先生の最後の授業でした。
雑談のような感じで
大腿骨骨折のお話をしてくれました。
大腿骨骨折っていうのは、
通常、太ももの付け根の骨折を言います。
年を取ると、骨密度も低くなり、
転んで骨折する代表がこの大腿骨です。


この部分の骨折は治りにくいんです。
なんでかというと、骨膜がないからです。
大腿骨のまっすぐな部分(大腿骨体)には、
骨膜があるのですが、大腿頚(付け根の辺り)は
骨膜がないんです。


骨膜には骨芽細胞が沢山あり、
骨を作る働きをしています。
その膜がないってことは、それだけ骨がくっつきにくい
って事になるんですね。