蛙の解剖

もうね、うるさかったですよ。
ギャーギャーと・・・・・。
蛙で大騒ぎ。

脳みそをちょん切った後の蛙は
みんな切ったり、内臓はがしたり
出来るのに、最初の首チョンパが
出来ないんです。
だって、目が会うんですよ、蛙と・・・。
結構、辛いんです。

で、年の功で、私がやりましたよ。
蛙の口をひらいて、鼓膜の後ろまで裂いて、
そんで、上顎を切ってしまえば、
中枢の神経はなくなるので、
脊髄反射が見れるのですけどね・・・。

でも、目が会ったよ。（￣□￣；）！！
ごめんよ、蛙ちゃん。（雌だった）

でもね、みんな偉いなぁって思ったのが
蛙の死骸をビニールに入れるとき、
ちゃんと、バラバラになった心臓やその他の内臓を
同じ袋にいれて、1匹を一袋にきちんと入れていたことです。
蛙の死骸を粗末に扱うことをしなかった姿勢が、
偉いって思いました。（まぁ、当たり前かも知れないけど）

「ちゃんと体が全部ないと、
天国いけないもんねぇ」って
いいながら入れてる子もいました。
体が全部ないと天国にいけないのかどうかは
知りませんが、その気持ちが大切だよなぁって
思いました。
案外、こういう感性は、私のほうが忘れているので、
若い人から学ぶことは沢山あるなぁと思いました。