テスト勉強

看護学概論のテスト勉強をやっていて
先生の配った資料を読み直していたら、
なかなか面白かった。

ノートも見直したら、
寺元松野(シスター寺元)の言葉というのが
あった。このシスター寺元は、看護を学ぶとき
必ず名前を聞く大御所である。
カトリックのシスターである看護師なのですが、
カトリックという保守的イメージとは全く逆な
先進的な看護を実践していった人である。


このシスター寺元の言葉を
徳永進という、これまた、
ちょっと異質なお医者さんが編集したのである。
これをうちの教頭先生が
「看護をやるものとして、骨身にしみる言葉
ばかりなので紹介します。」
と言って板書したものを紹介します。


①自分の中に何も持っていない人は何も出来ない。


②看護師は毎日新たなものを作り出して行く料理人のようなものである。


③看護する者の手は病人の為に差し伸べられる時、不思議な力を発揮する。


④逃げ出したい気持ちがあってこそ、留まる勇気が育つ。


⑤病人の希望を具体的な形で、その人の周りで見つけられる様に導く。


⑥自分の人間としての心を深め、養うための様々な機会は、
 自分の行っている看護の中にある。


⑦病人との関わり合いは、求め続けて初めて得られるもので、
 待つことよりも出向いて得られる。


⑧看護には自分の本性との闘いと共に、自己への限界へのチャレンジが求められる。


⑨看護師は否定的な言い方をするのではなく、
 いつも希望につながる言葉を選ぶようでありたい。


⑩病人は変わりうる。それは私たちの看護のかかわりによって生まれてくる
 お互いの変化である。


⑪人間は自分のためだけに生きようと思うと、辛い事が沢山ある。


⑫ベットサイドで患者さんのケアをしなければ、本当の看護の喜びは生まれてこない。
 看護の魅力は実践の中にある。


⑬人間関係は上手下手ではなく、その人に関わろうと言う心の姿勢による。


⑭一日、一日を病人と共に出発する。今日一日の為に・・・・。


と、まぁ、以上14の言葉なんですが、
看護師じゃなくても十分に
骨身にしみる言葉も多々あります。