抵抗その2

「健忘症」
思い出したくないこと、都合の悪い事を
意図的に忘れる事です。
「前も同じ状況になったよね?その時
つらかったでしょ?」
と問いかけても
「忘れた」
と答えるような抵抗がこれです。


「否認」
これは「はいはい、わかってます」
と言って話をそれ以上進めなくするものです。


「知性化」
看護師が太刀打ち出来ないような専門的
話をして看護師を封じ込めるようなものです。


「敵対心」
攻撃は最大の防御ってやつです。
簡単にいうと「俺に近づくな( ゜Д゜)ゴルァ!」
って感じで近づくなオーラを出すようのものです。


「引きこもり」
これは、患者が看護師に対してただ、話を
聞き流し、やる気のない態度で接することで
抵抗しているものです。



以上10種類の抵抗です。
これら全ての抵抗は看護師を欲求不満にし、
焦燥感、もしくは相互不安を引き起こします。


時に、看護師は「自分のせいで患者が
悪化したのでは?」という罪の意識に
さいなまれたりします。


なので、精神科では、チームワークで
互いにフォローしあうことが、他の
どの診療科目より大切だそうです。


明日は、「精神の健康に影響を及ぼす因子」
について書きます。