チョット訂正
発達課題のお話で、ちょっと書き方として
正しくなかったなぁって思うところが
今日の授業を聞いていて、見つかったので
訂正します。
エリクソンの発達課題で、
基本的信頼 対 基本的不信
を例にしますと、
基本的信頼を獲得してからでないと
次の課題である
自律 対 恥・疑惑
に行けないし、人を信用できず、希望が
持てない人間になってしまう
というようなことを書きましたが、
これは、これで、間違いってわけじゃないのですが、
ちょっと言葉が不足だったので追加します。
実際には、0歳から1歳半までの間に
信頼と不信の両方を経験し、
信頼が不信を上回る事が発達課題の達成
というほうが正確なようです。
これ、20代後半から30代の課題である
親密性 対 孤独
で説明すると分かりやすいので、
それで説明します。
20代の後半にもなると、
1人でいる寂しさに耐える力が
必要になります。そして、
誰か(主に異性)と親密な時間を過ごす能力も
同時に必要になります。
24時間1人でいる経験も
24時間2人でいる経験も
この年齢にとっては意味があるのです。
1人でも時を過ごす事ができ
2人でも時を過ごす事ができて初めて、
結婚でき、家庭を築いて
次の課題である
生殖 対 停滞
に進めるんですね。
うーん、上手く伝えるのって
難しいなぁ・・・・。
今日の授業でも、文字(言葉)で
伝わることは、
思ったことの2割って
言っていたけど、
本当にその通りだなぁと
こんなblogを書いている日は
しみじみ思います。