評価とは?その1


うちの学校の場合、看護診断の評価は
以下の手順で行うようになってます。


まず、目標達成度の評価をします。

これは、自分の立てた目標に対して
患者さんがどこまで近づいたかということを
評価します。



全く、程遠いようなら「未達成」
一部分達成できたなら「部分達成」
完全に達成できなたら「全面達成」


となります。
で、大切なのは、この先に行う


「看護過程の各段階の評価」


というものです。
患者が目標を達成できたり、
出来なかったりするには、それなりに
理由があるわけです。



看護計画が完璧で実施も完璧で
あれば、患者は目標を全面達成できる
はずです。
ところが、全面達成できることは
なかなかありません。
人間のやることですから、なんらかの
抜けがある事が多いのです。


仮に全面達成できても、それは、
目標が低すぎたという可能性もあるわけです。


そういうことも検討するために、
その看護過程の各段階の評価をします。



看護過程の各段階というのは何でしょう?


それは、
 ・情報収集
 ・情報の分析・解釈・統合
 ・看護診断
 ・目標
 ・解決策(計画)
 ・実施


の6項目が、それぞれ適切だったかどうかを
評価します。


この各項目が全部適切だったとき、初めて
面達成が本当になされるわけなんです。


ってことで、この続きは、また今度書きます。