苦しみを超えて
アメリカのリハビリテーション病院の入口に
南北戦争の時、無名の兵士が読んだ詩というのがあります。
その詩の題名が
「苦しみをこえて」
って言うんです。
障害受容って話を考えるとき、
私はいつもこの詩を思い出すんですよね。
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「苦しみを超えて」
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに、
謙遜を学ぶように弱い者とされた。
より偉大なことができるように健康を求めたのに、
よりよいことができるようにと病気を戴いた。
幸せになろうとして富を求めたのに、
賢明であるようにと貧しさを授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに、
神を求め続けるようにと弱さを授かった。
人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと命を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
神の意に添わぬものであるにもかかわらず、
こころの中の言い表せない祈りはすべて叶えられた。
私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ。
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この詩がリハビリテーション病院の入口にある意味って
深いなぁって思います。